ゴルフの語源を勉強しましょう

アドレス Addressの語源
アドレスの語源は、Ad(=to)+(direct)で、「…に直接向ける」を意味し、
そこから、「手紙を差し出すあて先」という意味が生まれた 。
そのことから、ゴルフ用語として「ボールに身体を向ける=スタンスを取る」とか「目標に対し、クラブの向きを決める=ソールを地面につける」を意味するようになった。
アルバトロス Algatrossの語源
アルバトロスは、主に南太平洋に生息するアホウドリ科の総称で、信天翁 と名付けられた白い大型の海鳥である。アルバトロスの語源は、ポルトガル語のアルカトラズ(鵜の総称)アルカトラズの語頭Allayがc→g→b と転化し、黒い鵜が白い海鳥を意味するようになった。それがゴルフ用語になったのは、並外れた飛翔力を持ち、遠洋の船旅を象徴する鳥だからである。アルバトロスは、パー3のホール・インワンと違い確率は遙かに低く、また、人並みはずれた飛距離が無ければでないからである。鷲が国章となっている米国では、ダブルイーグルの名称が多く使われているようだ。ゴルフ発祥の地、スコットランドは、古くよりAlga(オールバ=白い大地)と呼ばれ、843年には、アルバニア王国が建設されている。7つの海を支配した英国人が、アルバトロスを好むのは、このような理由による。
バーディー Birdieの語源
美しく飛び出してピン側に舞い降りる。鳥のようなショットから、こう呼ばれる。バーディー誕生の由来は、ニューヨーク近郊にあるウィングド・フットGCを設計したA・ティリングハストが、あるコースのパー5を2打でのせた時、同伴競技者が「ライク・ア・バーディー」と叫んだ事にあるという。
ブービー Boobyの語源間抜けやのろまを意味する。スペイン語のboob(ボボ、馬鹿)に由来する。鳥で言えばカツオ鳥の意味がある。本来はビリの意味があるが最下位になっても、恥知らずに毎回賞品を持っていく人がいるため、その1つ前にした。
ハンディキャップ Handicapの語源罰金ゲームや富くじ遊びで大当たりをとった人が、ペナルティーとして帽子の中にお金を入れた「hand in cap」に由来し、それが18世紀、競馬の「重量負荷」として取り入れられた事から、競技用語となった。ゴルフ用語になったのは19世紀中頃で、身体や精神の障害を意味するようになったのは、20世紀初頭であるといわれている。
ダッファーの語源 だふり常習者 Dufferだふってばかりなゴルファーをダッファーという。もともとの意味は、のろまとか、だめな人のこと。ダッファーよりヘタで、ゴルフ場のいたる所で芝生を掘り起こし、木の枝をへし折ってプレーするゴルファーを、hacker(ハッカー)という。hack(ハック)とは、斧で叩き切るとか、土を掘り砕いて種子をまくという意味である。そこから、最近、コンピュータ・ハッカーという言葉が生まれ、他人のシステムへ開墾しながら道を切り開く、不法侵入者という意味が生まれた。
パーシモンの語源 Persimmon柿の木で作られたヘッドの事。ヘッド材として使用されたのは、1890年からだといわれている。柿の木は軽く、乾燥に強くて割れにくいためだった。特に北米産のものはアップランドと称され、上質とされてきた。小さな黒い斑点は、パーシモン・タンニンという柿特有の樹脂で、木目の特徴となっている。パーシモンは、北米インディアン、アルゴンキン族の言葉で「人工的に乾かした果実」すなわち「干し柿」の意味である。
キャディーの語源 Caddieゴルフ史上最初の女性ゴルファーとして認定されているメアリー女王は、1542年、スコットランドのジェームズ5世の娘として生まれ、生後1週間で即位した。16才でフランス皇太子妃となり、翌年にはフランス王妃となるが、夫の死後19才でスコットランドに帰国した。ゴルフは首都エジンバラに戻ってから始めたという。クラブを持ち運ぶためにフランス宮廷風のお小姓達(Cadet カデ)を使った事から、キャディー(Caddie)という言葉が生まれた。
スコアとスコアリングラインの語源 Scoreもともと羊飼いが羊の頭数を数える時の言葉で、20ごとに刻みを入れるという意味であった。もし、108頭いれば5スコアと8である。スコアは現在「得点」という意味と、「刻み目」という意味で残っている。スコアには、音楽の「楽譜」という意味もあるが、これは音符の刻み目を入れる事に由来する。そこから、楽譜のように見えるクラブフェースの溝の区域をスコアリングという。また、溝そのものをスコアリングラインと呼んでいる。
バンカーの語源 Bunkerゴルフ発祥の地、スコットランドのリンクスでは、海からの強い風のため、小さなウサギ穴が大きくなるなど、砂の窪みが自然発生的にできた。それにバンカーという名前をつけるようになったのは、寒いこの地方の家庭が、戸外に石炭貯蔵用の穴蔵を持っており、それをバンカーと呼んでいたからである。
シードの語源 Seed勝ち抜きのトーナメント競技で、くじ運のため、初回から強豪同士がぶつかったりしないよう、ブロックを分け、強い順から並べて行くこと。予選を勝ち上がった選手の中に、予選免除の強い選手が、間隔をあけてまかれた種のように配置されることから、これをシード選手と呼ぶようになった。ルールの「付属規則Ⅰ」でマッチプレーの組み合わせを16人入選の場合、第1回戦は、予選1位対16位、2位対15位とし、1位と2位は最も離れたブロックに所属するよう指導している。日本のプロ界では、前年の賞金ランキング60位まで、アメリカでは125位までが、{強い種子(シード)の選手」としてシード権を与えられ、ツアーの出場が約束されている。
フォア(fore)の語源①これは、もともとは英国陸軍が戦いの中で使っていたという。前進している味方の兵隊たちが、射撃の時に邪魔者に「おい気を付けろよ」という意味で「Be ware before」…前の人間は油断するなといっていた。だが、いかんせん瞬時の注意の呼びかけだけに少し言葉が長い。そこで砲弾が飛んで来るときに「フォア」と叫んだのである。 確かに「ビウェア・ビフォア」なんて言っている間に、ドスンと砲弾に当たってしまいかねない。「フォア」ならまだ一瞬身をひるがえすこともできる。ライバルがミスショットしたときは大声で「フォア」と叫び、自分の場合は、悔しまぎれに叫ぶ言葉?フォア(fore)の語源②beforeのbeが取れたfore(前方を‥)が語源と解釈されているが、そうであればボールを打った人が前方に気をつける事になる。気をつけるのは、あくまで前方にいる人でなければならない。ゴルフのオランダ発祥説によれば、foreはオランダ語のVol(フォアー)に由来して、前方の人達に気をつけてくださいと呼びかける意味であるという。ゴルフ用語にはオランダ語であればこう、英語であればこうといった対立する説がある。
シャンク Shank の語源シャンクは、膝から足首の間の「すね」の意味。クラブのヘッドにはつま先(トウ)とかかと(ヒール)があって、足にも例えられる。シャフトを「脚」とすると、ヘッドとシャフトをつなぐ首ネックはシャンク(すね)に相当する。そこにボールが当たると、ボールは極端に右に飛び出す。それをシャンク、またはsocket(ソケット)ともいう。ソケットは差込穴の事。ちなみに、ソールは「足の裏」である。
Counces(コンシード)の語源 しぶしぶ認める事ルール第2条、4により、次のストローク、実際にはパットを免除するとこ、もしくは、ホールまたはマッチ(試合)の勝ちを譲与する事を意味する。語源は comb(ともに)+cede(行く)で、本来は[認める]という意味である。ストロークプレーの競技会いで、「1グリップOK」という特別ルールが認められることもあるが、これはコンシードではない、なぜなら、ルール上コンシードは、マッチプレーだけに認められる行為いたからてある。<BR>というのは、ストロークプレーでは、上司や年齢の人に対しても、1グリップの2倍以上をあるものもすぐOKするのに対し、厳しく言いやすい目下には、1グリップもOKしないというような、不公平が起こりうる-てある。名詞形を使って、Concession(コンセッション)という場合もある。
スクラッチの語源  Scratchハンディ0の人をスクラッチプレーヤーといい、ハンディ戦でないゲームをスクラッチ競技という。スクラッチは本来「ひっかく」という意味。なぜ「ひっかく」がハンディ0という意味になるのだろうか。これは、中世、狩猟に出ていた領主層や野良仕事をしていた農民達が、家路につく時、村落の中心に建っている教会の塔(スティープル)を目指し、競馬や競走したことに由来している。一番速い人は、最も遠い所に線を引き(スクラッチ=出発線をひっかく)、ハンディに従って遅い人達を前に立たせ、用意ドンでいっせいにスタートした。そこから、スクラッチがハンディのない最も速い人、ゴルフクラブでは一番ゴルフが上手な人という意味になった。
フェアウェイの語源 Fairwayもともと「航海用語」で、岩礁と岩礁の間の「安全な航路」を意味する
ゴルフの起源、3つの説・オランダに発祥したヘットコルベンという球技からゴルフの原型が生まれ、それが船乗りや貿易商によって、スコットランドに持ち込まれたという説(オランダ語のcalfが語源)
・スコットランドの羊飼い達が、自然発生的・本能的に丸い石や木球を打って遊び、それが次第に発達したという説(スコットランドの古語golf、goffが語源)
・ローマ帝国のJ・シーザーがBC55年、スコットランド迄領土を拡大したとき、パガニアという革製羽毛球を打つ球技を伝え、土着化したという説(ラテン語のglobeが語源)
アンジュレーションの語源  Undulationコース上の雲起伏、特にグリーン上のうねりのことをアンジュレーションという。もともとは、ラテン語で波打つという意味である。最近サンドグリーンの普及により、多少の大雨でも吸収排水できるようになった。単純な勾配にして、グリーンの外に強制排水する必要がなくなったため、グリーンの表面形状をポテトチップのように複雑にし、ホールロケーションを多くしている。ホールによっては、前後左右からの傾斜でスネークするように曲がるラインが生まれ、コース攻略が重要となり、精度の高いアプローチも要求されてくる。日本の2グリーン制のコースだと、グリーンの大きさ、高低差、形状の複雑さで、造成に制約を受けることが大きい。それが国際級のプロを育てない理由だスともいわれている。
ヒッコリーの語源 クルミの木北アメリカ原産のクルミ科の高い木。実はナッツとして食用となり、材は強靱、曲げや衝撃に対して粘り強いため、器具や運動具、家具に重用されてきた。ゴルフクラブのシャフトやスキー板やストックに使用されたことから、ヨーロッパ原産と思われがちだが、ヒッコリーはもともとは米国産。ヒッコリーシャフトは、19世紀の中ごろから、1929年に公認されたスチールシャフトにその座を譲るまで、クラブシャフトの主流を占めてきた。1930年、年間グランドスラムを達成したB・ジョーンズのクラブはすべてヒッコリーシャフトであった。軽さ、硬さ、しなやかさ、耐湿性の良さ等が明らかにされ、普及されることとなった。スコットランドではヒッコリーはほとんど採れず、初期はロシアからの輸入に頼っていたといわれている。スチールシャフトと比較して、ねじれやたわみが大きいためクラブコントロールが難しかった。